心から良いお店だと思っています。
全てにおいて満足というか。不満がない。何を食べてもうまい。素晴らしいお店なので、人気があり、当然混んでいるが、回転がいいのですごく待たされることもない。接客も過剰に絡んでくる系でなければ、店員が大声張り上げる系でもない。そしてこれだけ良いお店ながら、お値段お値打ち。ありがたい。
1.まずは出が早いものを
この日はセロリの浅漬けを注文。浅漬け系は出が早い。あとは盛るだけの煮込みとかもおすすめ。私は超個人的な理由で煮込みは序盤に頼まないのだけれど。理由は後述。
2.とりあえずホッピー
飲み物は好きなものを頼めばいいんだけど、秋元屋といえばやっぱりホッピー。これから暑くなってくるわけですが、暑い時期はシャリキンが格別。シャリシャリのシャーベット状に凍らせたキンミヤ焼酎。
酸っぱいのがいいならシャリキンレモンとか、バイスサワーもいい感じ。濃い味付けのものに合う。あ、飲めない人は烏龍茶とかでいいからね。
3.ひたすら串を食べる
秋元屋といえば焼きとん。どれもうまい。間違いがない。
個人的なおすすめはレバ味噌。レバーって焼くと臭くなる。ボソボソになる。しかしここのレバーはそういうことがない。臭くないし、ボソボソにもならない。
そして何と言っても味噌だれ。塩でもタレでも醤油でもなく、秋元屋といえば味噌。先述のホッピーとか、シャリキンレモン、バイスサワーと絶望的に良く合う。
焼き台が忙しそうな時は、串ものの味は大抵お任せにするのだけれど、私はここの味噌だれが好きなので、レバーとシロだけは味噌指定にする。このふたつだけは味噌で食べたい。
同様にタンだけは塩味。タンは塩。これは私の中で絶対的な公式。
4.変化球もうまい
色々あるので、気になるものを頼めばいいんです。結局全部うまいから。隣の人が食べてるものとか、焼き台で焼いてるものとか。「それ、何ですか?」って聞いて、「それ、うちも」って頼めばいいんですよ。
なにげにうまいのがチキンボール。肉団子。全国の小学生歓喜間違いなしの安定したうまさ。別途つくねもあるのだけど、つくねは本格的なうまさ。中二舌の方にはこちらおすすめ。これだけの名店で、こういうチープなものを食べられる素晴らしさ。
右のカシラも確実。塩・タレ・味噌、どれで食べてもうまい。どれで食べてもうまいから、このあたりになるとお任せにする。
5.焼き鳥系もうまい
焼きとんのお店だから、主戦場は豚なんだけど、鶏もうまい。というわけで、鶏もつとうずら。白レバーがある日はそれも頼んだり。豚のレバーとはまた違う濃厚さ。
6.野菜焼きもうまい
椎茸。うまいよねー。焼いた椎茸に醤油をちょろり。うまいよねー。
にんにくの芽とかもうまい。肉の合間に食べる野菜がうまい。
7.揚げ物もうまい
秋元屋の素晴らしいところは、チキンボールなんかもそうなんだけど、こういうチープなメニューがいちいちうまいところなんだよな。ちくわチーズ磯辺揚げ。ちくわにチーズを詰めるという蛮行。そしてそれに衣をつけ、青のりをつけたあげくに揚げてしまうという。好みで醤油を垂らしてもいいという。
鶏の唐揚げもうまいし、ハムカツとか、ぼんじり揚げとかもうまい。揚げ物にホッピーという組み合わせも外さない。
8.締めは煮込み・おにぎり
煮込みライスという「ご飯に煮込みをかけたぶっかけ飯」もあるのだけど、私はあえて分けて食べる方が好み。分けた方がそれぞれがよりうまくなるような。はい、好みの問題。
ま、何を食べてもうまいので、メニューとか店内の短冊を眺めて、気になったものを頼んで食べるのが正解。どうせハズレはない。お好きにどうぞ。そしてどうせ安いし。ああ、秋元屋は素晴らしい。