どうもこんばんは。元湯河原町民且つ現在は東京都民のタケルンバです。
我ながらこの話をするのにふさわしい経歴だなあ。
とはいえ、あれこれクサすつもりはありません。
湯河原はいいとこだ!
これ。強調しておきたい。
東京から近い
新宿から約一〇〇km。東名高速→小田原厚木道路を経由して、車で一時間半。電車でも新宿の場合はロマンスカーで小田原に出て、そこから東海道線というルートで約二時間。さほど遠くない。
温泉がいい
東京から近いわりに温泉は本物。調べてみるとわかりますが、湯河原には源泉かけ流しの温泉宿が実に多い。湯量が豊富なんです。
ここなんて湯河原から温泉をタンクローリーで運んでいるくらいだしな。
魚がうまい
相模湾に面する港にはどこも地魚があがり、また伊豆半島の付け根なので、伊豆の西側・駿河灘の魚介も手に入りやすい。スーパーの寿司とかでも十分うまい。
気候がいい
みかんなどの柑橘類栽培が行われているほど気候は温暖で、しのぎやすい。
舛添都知事ならずとも週末を過ごしたくなる。その気持ちはわかる。とてもわかる。
が、前都知事のこの懸念はガチ。
「別荘がテロリストに狙われる可能性もある。知事の警護は警視庁の管轄だが(湯河原での)警備態勢はどうなのか」
猪瀬氏、舛添都知事をバッサリ「おかしい」 別荘へ「公用車で行く必要なし」 (1/2ページ) - 政治・社会 - ZAKZAK
これ、杞憂じゃないよ。前例あるから。
二・二六事件。実は、二・二六事件において、東京都外唯一の襲撃案件が湯河原だった。ちょうど八〇年前の出来事。
トリビアついでに。この事件に遭遇した吉田和子さん。後に結婚して麻生和子さんとなるわけですが、この方、麻生太郎副総理の母上です。
元湯河原町民からは以上です。
追記(2016/05/02)
そういえば湯河原パークウェイの入口手前には重光葵記念館もあるんだった。
父は上海事変の際、爆弾によって負傷し、命をとりとめたが片足を失い、1933年外務次官として復帰したが、以来20年間、この都に保養所を作り、傷の痛みを和らげながら、外交官、外務大臣として政務に励むことが出来た。
重光葵記念館
良き温泉場である湯河原には、政治家が傷を癒やした歴史と、テロに関わる歴史があるというお話でした。