都議会議員選挙について。まあいろんな分析やら感想、講評ありますけど、個人的に思ったのは礼儀を欠かすもんじゃねえなあと。
その後の知事による各会派の控室への挨拶回りでも、都議会自民党は幹事長と政調会長が欠席。
小池百合子知事の初登庁も、都議会自民党らが通例を破ってまさかの「出迎え拒否」! | 東京都議会議員 おときた駿 公式サイト
(他の会派はきちんと幹事長が対応)
ナンバー3の総務会長が
「たまたまいたから、対応しただけ」
というコメントとともに、知事へ渋々と挨拶を交わしている姿が報道されました。
さらに都議会議長(自民党)への訪問の際も、議長が恒例の記念撮影を断ったようです。
これ、北区でトップ当選した音喜多駿都議のブログ記事。小池都知事初登庁に関するもの。
ではここで欠席したり写真撮影を断ったりした都議会自民党幹部の当落を見てみましょう。
- 川井重勇都議会議長(中野区)→落選
- 高木啓幹事長(北区)→落選
- 崎山知尚政調会長(荒川区)→落選
- 高橋信博総務会長(小平市)→当選
欠席した二人落選、写真撮影断った一人も落選、「たまたまいただけ」の一人が当選。「たまたまいた」でよかったですね。二九五票差で当選とギリだったけど、議長・三役揃い踏みでの落選をなんとか回避。
ちなみにその各選挙区の状況を見ていくとこんな感じ。※【】は次点
- 中野区 都フ・公明・民進・【自民】
- 北区 都フ・公明・共産・【自民】
- 荒川区 公明・都フ・【自民】
- 小平市 都フ・自民・【民進】
上位を都民ファースト・公明にかためられ、最後の一枠で競り負けたという感じ。中野区は現職三人に都民ファーストの新人という戦いで、現職一人が追い出され、北区は定員四から三への減員区で、現職四人からこれまた一人が追い出される。荒川区も公明現職の後継候補・元職の都民ファースト・自民現職から一人負けるという厳しい選挙区。小平市にしても現職二人いるところに都民ファーストの新人も来たわけで、ギリで勝ったけども厳しい戦いだった。
なんというか負けるべくして負けた方々で、きっちり刺客にやられた印象です。
教訓。最低限の礼儀は欠かしちゃなんねーな。