酢飯派です。
だって酢飯が好きなんだもん(直球)。
ただ、白米か酢飯かというのはシチュエーションで使い分けたい派です。私は大切りで、分厚くて、うまいお刺身は、下品にざぶんと醤油につけて熱々ご飯で食べたい。なのでお刺身ありきの場合は白米派ですし、炊きたてご飯派。
逆にネギトロであるとか、いわゆるバラちらしのような小さめのネタの場合は、とろける味わいのネギトロや、小さめに切られたネタとご飯のハーモニーを楽しみたいので酢飯派です。
大物演奏家が来てのソロコンサートの場合は熱々白米が好きで、有名楽団の場合は酢飯ですね。うん、わかりづらい。
もっと例えると、お箸で食べるような丼は白米がよく、スプーン向きの丼は酢飯派です。うん、もっとわかりづらい。
お刺身はこうして熱々ご飯で食べたい。なので白米。
ネギトロに限らず、うにとかイクラとか、こういうものは酢飯で食べたいんです。うん、わからん。
でもね、この話はわかるんです。
ご飯をメインとして考えた時、「ネギトロ + 醤油」というコンビは、ご飯を活かす最強のタッグとして立ち上がってくる(ワサビ?あいつは星になったよ)。ネギトロのまったりとした口当たりに、醤油の深遠なる塩気が、ご飯の美味しさをハイパーブーストする訳です。
http://mubou.seesaa.net/article/455558822.html:
そのコンビネーションの美しさの前では、ネタを活かす為の「酢」というものが、むしろノイズになってしまうと私は思うんですよ。
酢飯ってうますぎるんですよ。うまい。酢飯好き。でもうまいから邪魔ということがあって。なのでお刺身と組み合わせるときは、そのうまさが邪魔になることがある。白米という総合司会が必要だと思うわけですね。
さらに言えば、白米の場合は熱々ご飯がいい。ザブンと醤油にくぐらせたお刺身には、熱々のご飯が合う。ぬるいご飯だと、ご飯の個性が出てきてしまうような気がする。冷たいお刺身に熱々のご飯。冷と熱の組み合わせ。
(どうでもいい話だが、焼肉の場合は逆で、ちょっと冷ましたご飯のほうが好き。熱々のお肉には冷ましたご飯がいいのだ)
逆に熱々の酢飯というのも困る。むせる。人肌くらいの程よい温かさの酢飯がいい。ウドのコーヒーは苦い。
あとは応用パターンで、「あ、こりゃどうも外したな」みたいなお店に入ってしまった場合、酢飯と白米を選べるのなら酢飯にします。酢飯のうまさでごまかせるから。このあたり塩・醤油・味噌から選べるラーメン屋さんと一緒。酢飯とか味噌ラーメンとか、元々の味があるものにしておけば、仮にはずしたとしても被害は限定的なのよ。このあたり幾度も危機をくぐり抜けた古強者ならでは感。
個人的なまとめとしてはこんなところ。
- ネギトロ丼は美味しい
- タケルンバは酢飯派であるが、そこまで強硬ではない
- うまいお刺身は醤油を存分につけて白米で食べたい
- お店で選べるとよいよね
- 関係ないけどわさび抜きを頼んだのに、普通にわさびが鎮座していると萎える
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