タケルンバ卿ブログ

世界の片隅でだらだら生きる貴族の徒然帳

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2024年最新版ボージョレ・ヌーヴォー字面だけ格付け

 秋も深まり、毎年恒例のお時間ですわよ、奥様。毎年恒例ボージョレ・ヌーヴォー字面だけ格付けのお時間ですわよ、奥様。

 今年も円安や異常気象を乗り越え、ボージョレは海を超え、11月21日の解禁日に向けて日本にやってきたのであります。

輸入元のサントリーの吉雄敬子ワイン本部長は「穏やかな天候でいいぶどうがとれた。フレッシュで果実味があり、口の中ではじけるような味わいを楽しんでほしい」と話しています。

羽田空港 ボージョレ・ヌーボーが到着 来月販売解禁へ|NHK 首都圏のニュース

 今年も無難な表現。

  • 1995年「ここ数年で一番出来が良い」
  • 1996年「10年に一度の逸品」
  • 1997年「1976年以来の品質」
  • 1998年「10年に一度の当たり年」
  • 1999年「品質は昨年より良い」
  • 2000年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
  • 2001年「ここ10年で最高」
  • 2002年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
  • 2003年「100年に一度の出来」「近年にない良い出来」
  • 2004年「香りが強く中々の出来栄え」
  • 2005年「ここ数年で最高」
  • 2006年「昨年同様良い出来栄え」
  • 2007年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
  • 2008年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
  • 2009年「50年に一度の出来栄え」
  • 2010年「新酒の典型のようなみずみずしさ」
  • 2011年「50年に一度の当たり年」「05年や09年産に匹敵する仕上がり」
  • 2012年「糖度と酸度のバランスが良く、フルーティーな味わい」
  • 2013年「例年よりもフレッシュな味わい」
  • 2014年「フレッシュで華やかな香り」「果実味豊かな味わい」
  • 2015年「今世紀でもっとも良い出来」「豊かで、しっかりとして完璧なバランス」
  • 2016年「採れたての果実を口の中で頬張ったかのような、みずみずしい仕上がり」
  • 2017年「甘みが凝縮され、まろやかな味わい」
  • 2018年「イチゴやブルーベリーを思わせるような香りを持ち、爽やかで滑らかな味わい」
  • 2019年「イチゴやラズベリーを思わせる、ピュアでフレッシュな香り」「味わいは滑らかで、エレガント」
  • 2020年「ブラックチェリーのような完熟した黒い果実の香りとともに、心地よい余韻が残る芳醇な味わい」
  • 2021年「採れたてのいちごやチェリーに、そのままかじりついたような味わい」
  • 2022年「甘酸っぱいイチゴのジャムを口いっぱいに含んだような味わい」
  • 2023年「イチゴやラズベリーなど摘みたての赤い果実をそのまま口にほおばったようなフレッシュな味わい」
  • 2024年「フレッシュで果実味があり、口の中ではじけるような味わい」←New!!

 最近おなじみのキーワードを組み合わせて、自動組成させたコメンツかの印象。

 我がボージョレ・ヌーヴォー字面だけ格付け委員会では、慎重なる審議を堅あげポテトを食べながらひとりで重ねた結果、「字面だけ格付け」を更新。

2023年版ボージョレ・ヌーヴォー字面だけ格付け

  • 1.2015年「今世紀でもっとも良い出来」「豊かで、しっかりとして完璧なバランス」
  • 2.2005年「ここ数年で最高」
  • 3.2006年「昨年同様良い出来栄え」
  • 4.2003年「100年に一度の出来」「近年にない良い出来」
  • 5.2011年「50年に一度の当たり年」「05年や09年産に匹敵する仕上がり」
  • 6.2009年「50年に一度の出来栄え」
  • 7.2002年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
  • 8.2001年「ここ10年で最高」
  • 9.1999年「品質は昨年より良い」
  • 10.1998年「10年に一度の当たり年」
  • 11.1996年「10年に一度の逸品」
  • 12.1997年「1976年以来の品質」
  • 13.1995年「ここ数年で一番出来が良い」
  • 14.2000年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
  • 15.2007年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
  • 16.2020年「ブラックチェリーのような完熟した黒い果実の香りとともに、心地よい余韻が残る芳醇な味わい」
  • 17.2012年「糖度と酸度のバランスが良く、フルーティーな味わい」
  • 18.2008年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
  • 19.2017年「甘みが凝縮され、まろやかな味わい」
  • 20.2014年「フレッシュで華やかな香り」「果実味豊かな味わい」
  • 21.2019年「イチゴやラズベリーを思わせる、ピュアでフレッシュな香り」「味わいは滑らかで、エレガント」
  • 22.2018年「イチゴやブルーベリーを思わせるような香りを持ち、爽やかで滑らかな味わい」
  • 23.2024年「フレッシュで果実味があり、口の中ではじけるような味わい」←New!!
  • 24.2023年「イチゴやラズベリーなど摘みたての赤い果実をそのまま口にほおばったようなフレッシュな味わい」
  • 25.2022年「甘酸っぱいイチゴのジャムを口いっぱいに含んだような味わい」
  • 26.2021年「採れたてのいちごやチェリーに、そのままかじりついたような味わい」
  • 27.2004年「香りが強く中々の出来栄え」
  • 28.2013年「例年よりもフレッシュな味わい」
  • 29.2010年「新酒の典型のようなみずみずしさ」
  • 30.2016年「採れたての果実を口の中で頬張ったかのような、みずみずしい仕上がり」

 内容は順番を組み替えただけで昨年とほぼ同様であり、順位的には2023年との比較。その中で「はじけるような」という表現があることから今年を上位とし、このような順位付けとなりました。

 フレッシュな出来が続き、肝心のワインの味は安定といったところでしょうが、我々が欲しいのは異常な高評価でありインフレーション。突出してこそ華であります。突き抜けたお褒めの評価はいつ来るのでしょうか。とはいえ今年もワインはうまい。来年もまたこの記事でお会いしましょう。よいワインでよい人生を(某まなめ○○○のパクり)。