タケルンバ卿ブログ

世界の片隅でだらだら生きる貴族の徒然帳

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2015年最新版ボージョレ格付け

 毎年恒例、新酒の時期がやってまいりました。

 ボージョレ・ヌーヴォー解禁が近づいてきたのですわよ、奥様。今年は11月19日解禁なのですわよ、奥様。

 さて、今年はどんな仕上がりなのでしょう。

http://www.iidawine.com/htm/top2015/beaujolais/seityou/1509sopexa.pdf(PDF)

豊かで、しっかりとして完璧なバランス

http://www.iidawine.com/htm/top2015/beaujolais/seityou/1509sopexa.pdf

 完璧ときた。

今世紀でもっとも良い出来になる、と予想していることが分かった。

http://www.news24.jp/articles/2015/10/31/10313641.html

 「今世紀最良」とな! 「50年に1度」「100年に1度」は使っているから、今度は世紀を使ってきたな!

  • 95年「ここ数年で一番出来が良い」
  • 96年「10年に1度の逸品」
  • 97年「1976年以来の品質」
  • 98年「10年に1度の当たり年」
  • 99年「品質は昨年より良い」
  • 00年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
  • 01年「ここ10年で最高」
  • 02年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
  • 03年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」
  • 04年「香りが強く中々の出来栄え」
  • 05年「ここ数年で最高」
  • 06年「昨年同様良い出来栄え」
  • 07年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
  • 08年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
  • 09年「50年に1度の出来栄え」
  • 10年「新酒の典型のようなみずみずしさ」
  • 11年「50年に一度の当たり年」「05年や09年産に匹敵する仕上がり」
  • 12年「糖度と酸度のバランスが良く、フルーティーな味わい」
  • 13年「例年よりもフレッシュな味わい」
  • 14年「フレッシュで華やかな香り」「果実味豊かな味わい」
  • 15年「今世紀でもっとも良い出来」「豊かで、しっかりとして完璧なバランス」←New!!

 ということになりました。

 そして恒例の「字面だけ格付け」は以下のように更新。

2015年版ボージョレ字面だけ格付け

  • 1.2015年「今世紀でもっとも良い出来」「豊かで、しっかりとして完璧なバランス」←New!!
  • 2.2005年「ここ数年で最高」
  • 3.2006年「昨年同様良い出来栄え」
  • 4.2003年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」
  • 5.2011年「50年に一度の当たり年」「05年や09年産に匹敵する仕上がり」
  • 6.2009年「50年に1度の出来栄え」
  • 7.2002年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
  • 8.2001年「ここ10年で最高」
  • 9.1999年「品質は昨年より良い」
  • 10.1998年「10年に1度の当たり年」
  • 11.1996年「10年に1度の逸品」
  • 12.1997年「1976年以来の品質」
  • 13.1995年「ここ数年で一番出来が良い」
  • 14.2000年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
  • 15.2007年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
  • 16.2012年「糖度と酸度のバランスが良く、フルーティーな味わい」
  • 17.2008年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
  • 18.2014年「フレッシュで華やかな香り」「果実味豊かな味わい」
  • 19.2004年「香りが強く中々の出来栄え」
  • 20.2013年「例年よりもフレッシュな味わい」
  • 21.2010年「新酒の典型のようなみずみずしさ」

 「今世紀でもっとも良い出来」であれば、2001年以降で一番上ということ。となると、2000年以前のものがランキング上位にないのであれば、自然と1位になりそうなものです。

 しかしながら相変わらずのインフレ評価ではあり、「100年に1度」と「今世紀最良」が混在しているこの状況どうすんだ問題は相変わらず解決されておりません。橋本環奈が何人いるんだ。もうボージョレ・ヌーヴォーを「百年」と呼んだほうがいいんじゃねえか。「100年に1度の出来」の2003年がなんで4位なんだ。疑問は尽きません。

2011年以来の当たり年はいつになるのでしょうか。2011年が「50年に一度の当たり年」なので、本来は2061年まで待たなければなりませんが、実際のところ2009年も「50年に1度の出来栄え」だったので、そろそろ来そうではあります。

http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20141104/p1

 とりあえずこの予想だけはしっかり当たった。2011年以来の当たり年おめでとうございます。4年ぶりですね。

 というわけで来年もこの記事でお会いしましょう。