釜石に来たなら、このお店は欠かせない。
誰そ彼さん。個人的刺身の楽園。
昨年同様に席だけ予約。今年も五千円の定食を。
まずは前菜的に三品。いきなりメカジキの煮付け登場。これがうまいんだ。
そして真打ち、お刺身の登場。
どーん。出たー。
わーい、おさしみらー。脇のおしぼり、片付け忘れた。ま、気にするな。
相変わらずうまい。とにかくうまい。説明不要のうまさ。
恍惚としながら食べてると、親父さんが「ほいよっ」と。イカ追加。うめえ。
もうしばらくすると、さらに「ほいよっ」と。サンマ追加。なんだ、このわんこ刺身状態は。刺身が減らない。
カウンター席なので、目の前のネタケースを肴に飲む。このホタテが最高なんだ。これが切らずに一人一個出て来る。これを一口で食べる。口の中にあふれるホタテの甘み。最高に決まっている。
そうこうしていると、今度はぶりのかま焼きが出てきた。ふわふわしてうめぇよ……うめぇよ。
日本酒をちびちびやっていると、またもや親父さんが「ほらよっ」と。自家製塩辛。……なんだよこれ……肝がうますぎるよ……。
連れと「うめぇ、うめぇ」言っていると、またもや「ほらよっ」が。今度はいくらですか。毎年このいくらをもらってる気がするが、今年もやっぱりうまい。
そんなこんなで締めモード。お椀が出てきて、ご飯が出て来る。
マグロをざぶんと醤油につけて丼に。
塩辛ご飯もやっておかねば。
今年は例年よりも天候が良く、漁の状態も良かったそうで、このような大盤振る舞いになったみたい。うますぎるぞ、誰そ彼!
再訪必須。また来年も来ますよ、親父さん。