タケルンバ卿ブログ

世界の片隅でだらだら生きる貴族の徒然帳

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文豪も愛した絶品洋食 - 洋食大吉

 連日お送りしている浅草橋企画。麺類が続いたので本日はガッツリ系。洋食屋さんのご紹介。

洋食大吉

 第1回目でご紹介した水新菜館がある交差点を東側へ。少し歩くとレンガづくりの建物に黄色い看板。こちらが洋食大吉。「鬼平犯科帳」で有名な故池波正太郎も通ったという洋食屋さん。浅草でも銀座でもそうなんだけど、昔から賑わいがあるところには、大抵老舗の洋食屋さんがあるもの。町の名物というかランドマークというか。こちらのお店もそういう存在。

 洋食屋さんなのでコロッケだのオムライスだのハンバーグだの、何食べてもおいしい。ランチタイムは特に賑わう。日替わりのランチメニューなんかもあるけど、何を食べてもハズレがない。

 そんなお店なので何を食べようか迷うのだけど、迷ったときは好きなもの。好きなものがありすぎて迷う場合はお値段が一番張るもの。お値段がお得なものを食べて好みじゃなければ判断に迷うが、お値段が張るもので期待はずれであれば二度と行かないですむ。そんなわけで初めてのお店に行くときは、なるべくお値段が張るものを頼むようにしている。

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 というわけで初めて行ったときに食べたのが、こちらの岩中豚のトンカツ。銘柄豚ということで豚自体も特別。そしてこの分厚さ。量も納得の一品。

 そして食べて幸せ。程よく火が入ったお肉の旨味と脂身の甘さ。そして洋食はご飯に合う。ご飯に合うから洋食であるとも言える。ソースをつけてお肉をかぶりつき、そこにご飯をつめこむ。お肉の旨味をソースの味が引き出し、それをご飯が受け止める。素材と調味料とご飯の幸せな三位一体。

 夜はお酒とおつまみで一杯やっている人が多い。ホタテのバター焼きとか、ビールに合いそうなメニューが並んでいて気になる。また、お昼はお昼で日替わりのメニューなどが揃っており、なかなかおすすめ。

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 一時はお持ち帰りのお弁当も販売していた。こちらのチキンカツ弁当、なんと500円。大変お得でおいしかったけど、お得すぎて販売継続をお願いできないレベル。

 まだ食べていないメニューが結構あるので、まだまだ通いたい。そんなお店です。