タケルンバ卿ブログ

世界の片隅でだらだら生きる貴族の徒然帳

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「見ている人は見ている」は甘え

 私も何回か転職している身であるので、妙に納得。

環境を変えたくてもアピールするクセがついていなければ、そもそも転職先を納得させることも難しくなります。アピールしなければ周りもあなたのことがわからないままです。こんなに勿体無いことはありません。

http://www.tensyoku-hacker.com/?p=1034

 これは事実であります。気付いて欲しいことは、気付いてもらえるようにしないと。わかって欲しいことは、わかってもらえるようにしないと。伝える労力を使わないとダメ。

 「見ている人は見ている」とか「わかる人はわかる」という言葉があります。これもまた事実で、こつこつと重ねている努力、人に見えない貢献。わかりづらい活躍。見ている人は見ていますし、わかる人はわかっている。

 しかしながら、その反面で、「見ている人がいるとは限らない」「わかる人がいるとは限らない」というのもまた事実であります。

 こういう善意側の解釈ではなく、「見られているが、見ていないふりをされている」「わかっているが、わかっていないふりをされている」という悪意側の扱いをされている場合もあります。「文句言わねえから、そのままにしとこ」とか。

 自分がしたことの記録。これは自分がやったんだという痕跡を残すことは、自分をぞんざいに扱われないようにする備え。保険であります。同時に、今後自分が何かをなすための交渉材料となります。

 「なんで気付いてくれないんだ」と人を恨むくらいなら、気付いてくれるために何かをすべき。「見る・わかる・気付く」を人任せにするのではなく、「見てもらう・わかってもらう・気付いてもらう」ようにしたほうがいい。主導権を人任せにするのではなく、自分が持ち、たとえそれがうまくいかなかった場合でも、よりうまくいくための方法論を身につけるための糧としたほうが、今後の自分のためであります。

 受動的ではなく能動的に。仕事は与えられるものではなく、生み出すものであり、見つけ出すもの。