10月28日より2泊3日で東北の被災地を巡ってまいりました。
第2回 2013年11月12日~14日
・続・被災地の今を訪ねる(1) - (旧姓)タケルンバ卿日記
・続・被災地の今を訪ねる(2) - (旧姓)タケルンバ卿日記
・続・被災地の今を訪ねる(3) - (旧姓)タケルンバ卿日記
・続・被災地の今を訪ねる(4) - (旧姓)タケルンバ卿日記
・続・被災地の今を訪ねる(5) - (旧姓)タケルンバ卿日記
・続・被災地の今を訪ねる(6) - (旧姓)タケルンバ卿日記
・続・被災地の今を訪ねる(7) - (旧姓)タケルンバ卿日記
・続・被災地の今を訪ねる(8) - (旧姓)タケルンバ卿日記
・続・被災地の今を訪ねる(9) - (旧姓)タケルンバ卿日記
・続・被災地を実際に巡っての雑感 - (旧姓)タケルンバ卿日記
被災地をまわるのも、これで4年連続4回目となります。
毎年同じ時期に同じ場所をまわることで、変化を感じることができます。
例えば、2012年・2013年は国道6号線が復旧しておらず、不通区域があったため東北自動車道より迂回して南相馬入りしていました。
2014年には国道6号線の通行が再開され、また、常磐自動車道も通行可能に。東北道に迂回する必要性がなくなりました。こうして地図でルートを見比べると、その違いが一目瞭然です。
・http://jobando.jp/media/images/main_pop_150301.jpg
また、現在では常磐道が全線開通し、仙台まで抜けることができます。これは地元としては悲願と呼べるもので、震災やそれに伴う原発事故によって遅れていましたが、ついに高速道路網が整いました。
こうした変化は実にわかりやすく、移動時間の短縮という目に見える結果によって恩恵がわかります。しかしながら、常磐道の全線開通という完結がひとつ導かれたことで、今後はストロー効果への対応という次の問題が起きてくることも必至でしょう。
利便性は必ずしも望む結果を導くとは限らない。新幹線、高速道路、橋、トンネル。こうしたものができたことによる望まぬ結果は、これまで他の多くの自治体が通ってきた道でもあります。
一方で三陸側はどうか。こうしたインフラ面において、実は大きな違いはありません。ルートは例年同じ。国道45号線。
・三陸沿岸道路 国土交通省-東北地方整備局-仙台河川国道事務所
三陸沿岸道路は、宮城、岩手、青森の各県の太平洋沿岸を結ぶ延長359kmの自動車専用道路で、東日本大震災からの早期復興に向けたリーディングプロジェクトに位置付けられた復興道路です。
http://www.thr.mlit.go.jp/Sendai/douro/sanriku/index.html
しかしながらこちらも仙台と八戸をつなぐ遠大な計画が進んでいます。完成している一部区間は無料で通行することが可能で、国道のバイパス的な役割を果たしています。
時の経過により大きな変化が目についてきました。これからどう変化していくのか。その変化はどういう結果をもたらすのか。被災地の今を巡っていきます。
(つづく)続々々・被災地の今を訪ねる(2) - タケルンバ卿ブログ へ
続々々・被災地を実際に巡っての雑感
続々・被災地を実際に巡っての雑感
続・被災地を実際に巡っての雑感
被災地を実際に巡っての雑感