続々々々々・被災地の今を訪ねる(1) - タケルンバ卿ブログ より続きです。
11月13日午前7時。例年と同じようにJR大塚駅に集合し、一路北に向かいます。
休憩を一度挟み、いつものように常磐富岡インターチェンジで高速を出て国道六号線へ。
道行く風景にさしたる変化はありません。
・避難指示区域の状況 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
大熊町や双葉町は依然として帰還困難区域に指定されており、人が住める状況にありません。
2014年11月11日
2015年10月28日
震災の日から、そして福島第一原発で事故が起きた日から国道六号線の一部区間では変化がないのです。
続いて浪江駅に向かいます。
・http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/jrjoban.html
常磐線は復旧工事が順調に進み、残る不通区間は富岡・浪江間のみとなりました。
浪江から北はすべて復旧しています。
しかし南は未だ不通区間があります。そのため、通常は向かいのホームに渡る際には跨線橋を使うはずですが、今は仮設の連絡橋があります。南側に走る電車がないからです。
料金表の空白がすべてを物語っています。
駅前には代行バス。2020年3月末の復旧を目指し工事が進められています。順調に進むことを祈るばかりです。
続いて桃内駅へ。
すっかり新しい駅へと生まれ変わりました。
2015年10月28日
2014年11月11日
2013年11月12日
こうして見返すと、よくここまで復旧したなあという思いを強くします。
磐城太田駅を経由し、原町火力発電所に向かいます。
水門はすっかり修復されていました。
2012年10月24日
2013年11月12日
2014年11月11日
2015年10月28日
変化なく打ち捨てられたようにそのままだった過去を思うと、いざ工事が動き出すとあっという間だなあという気がします。
相馬で昼食をとり、宮城県に入り、旧山下駅へ。
慰霊碑が建てられていました。
奥に見える建物。
2012年10月24日
駅に併設されていたトイレです。
ホームの面影が残っています。慰霊碑と合わせ、震災遺構として残されるようです。
宿をとっている石巻に向かいます。
陸前稲井駅の裏手、真野川沿いを見に行きます。
2016年11月14日
ここは昨年工事のため、入れなかった場所です。
工事は一段落し、穏やかな時間が流れていました。このような一区切りついた場所が多く見受けられるようになりました。
復旧はなった。さて、ここからどうするか。
新たな課題が示されているような気もします。
石巻のホテルに向かい、一日目を終えます。
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