タケルンバ卿ブログ

世界の片隅でだらだら生きる貴族の徒然帳

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ふわふわの身をご飯とともに頬張る贅沢 - よし田

 天ぷらやお寿司など、昔ながらの場所で食べたい和食はいろいろありますが、そうなると外せないのがうなぎ。

よし田

 JR浅草橋駅の東口を出て、そのままガード沿いを両国方面に。もう少しで隅田川の行き止まりだなあというところにあるお店。

 昔ながらのうなぎ屋さんなので、注文が入ってからうなぎを裂き、串を打ち、蒸してからタレをつけて焼く。そのため、どうしたって完成まで時間がかかる。なのでビールなどを片手にじっくり待ちたい。

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 待ち時間のおともにうざくでも。うざくを片手にビールを楽しむ。うなぎをさばくその仕事ぶりを眺めるのも肴になる。職人さんの動きを見るのは実に楽しい。カウンター席はそれにうってつけ。但し、うってつけすぎて、苦手な人もいるかも。うなぎをさばくところは、見方によってはグロい。苦手な人はさばくところが見えないところに陣取っておくといいかも。

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 頼んでから40~50分。うなぎがお重にもられ、うな重完成。タレがビシャビシャになっていなくて、とても上品。それでいて全体にタレの味が染み渡っている。

 うなぎはとてもふわふわ。しっかりと蒸され、とても柔らかい。そして蒸しただけではなく、焼いているからこその香ばしさ。うなぎの味を受け止めるご飯との相性も文句なし。うまいうなぎを食べたなあという満足感。うな重とはひとつの作品なのだなあという逸品だ。